『特殊な能力(超能力など)を用いて、過去や未来に移動すること』
⇒同時に空間移動(テレポーテション)が使われることがある。
他の類義語との違いは、「特殊な能力」を用いている点である。
ちなみに、小説「時をかける少女」(筒井康隆)に影響を受けた作品に使われることが多い。そのため、あまり一般的に使われていない。(※アダルトゲーム「タイムリープ」(フロントウイング)の方が検索エンジンにかかるほどである。)
タイムリープについて、アニメ「時をかける少女(公式サイト)」に、次のような説明がある。
時間と場所を一気に跳躍して、現在とは別の時間、場所に行く超能力のこと
この説明には、時間移動の意味だけでなく空間移動(テレポーテーション)の意味も含んでいる。つまり、タイムリープ単体の意味を取り出すと冒頭と同じ意味になる。
タイムリープ(time leap)は、直訳すると「時間跳躍」となる。leapの原義は、「走る」。
この単語の意味を知った時に、次のシーンが思い浮かぶ人がいるのではないだろうか。
『アニメ映画「時をかける少女」の主人公が走ってジャンプするシーン』
制作側としても、「時間を移動する」という表現に言葉の意味を込めてるいるのだろう。
タイムジャンプ(time jump)は、直訳すると「時間跳躍」となる。これは、タイムリープと同じ用語になるが、どのような点が違うかjumpとleapの違いから考えてみた。
jumpとleapの違いについて次のような記述が「英辞郎 on the WEB:スペースアルク」にされている。
jumpでは跳躍の「動作」に、leapでは跳躍による「移動」に重点が置かれる
上記を念頭において二つの違いを考えてみると、次のようになる。